太陽系には八つの惑星があります。それぞれの惑星の質量を書くと次のようになります。kgだけでは実感が湧きにくいので、地球との比率(地球の何倍か)も書いてあります。
- 水星 0.33010×1024kg。地球の0.0553倍
- 金星 4.8673×1024kg。地球の0.815倍
- 地球 5.9722×1024kg。
- 火星 0.64169×1024kg。地球の0.107倍
- 木星 1898.13×1024kg。地球の317.8倍
- 土星 568.32×1024kg。地球の95.2倍
- 天王星 86.811×1024kg。地球の14.5倍
- 海王星 102.409×1024kg。地球の17.1倍
太陽系の惑星で最も重いのは木星、次が土星です。「巨大ガス惑星」と呼ばれるこれら二つの惑星は、半径でも上から1番目と2番目になります。
3番目に質量が大きいのは海王星、4番目は天王星になります。これらは「巨大氷惑星」と呼ばれる惑星です。両者を半径で比べると天王星(半径2万5559km)が3番目、海王星が4番目(半径2万4764km)になりますが、質量では逆転して海王星が3番目、天王星が4番目になります。
5番目以降は岩石惑星(地球型惑星)です。岩石惑星の中では地球が最も重く、次に金星が続きます。地球と金星は半径も質量も似ています。7番目が火星で地球の10分の1ほど、最も質量が小さいのは水星で地球の20分の1ほどにです。
太陽系の惑星を質量の大きな順に並べると、木星、土星、海王星、天王星、地球、金星、火星、水星となります。半径の順に並べたものと比べると、天王星と海王星が逆になる以外は同じ順番です。