地球と月のツーショット | アストロピクス

【Googleニュースでアストロピクスをフォローして新着記事をチェック!】

地球と月のツーショット

このページでは、地球全体と月全体が1枚のフレーム内に収まった画像を掲載しています。

地球や月の近くからでは、地球全体と月全体とが映ったツーショットを撮ることはできません。地球と月の間は平均して約38万4400kmの距離があり、地球全体と月全体とを1枚のフレーム内に収めるには、地球からも月からも離れている必要があります。

そのような画像を得ることは、地球から離れて遠方の惑星へ向かう探査機であれば可能です。ここでは、そのような惑星探査機が、地球や月に比較的近いところから撮った地球と月のツーショットや、遠方の惑星に到着した探査機が、その惑星から撮影した地球と月のツーショットなどを紹介しています。

最近の惑星探査機からの画像を見慣れた皆さんの目には、画質があまり良くないように見えるかもしれません。画像の美しさではなく、歴史に思いを馳せながらぜひお楽しみください。


ボイジャー1号

1977年9月18日、NASA(アメリカ航空宇宙局)の惑星探査機ボイジャー1号が、地球から1166万kmの距離から撮影。地球と月のツーショットを撮影したのは、この時が初めてだった。Image Credit: NASA/JPL

詳しくは「ボイジャー1号がとらえた地球と月


ガリレオ

1992年12月16日、NASAの木星探査機ガリレオが、地球から約620万kmの距離から撮影。地球と月のツーショットをとらえたのはボイジャー1号以来だった。Image Credit: NASA/JPL

詳しくは「ガリレオ探査機がとらえた地球と月


DSCOVR衛星

現在も運用中のDSCOVR(ディスカバー)衛星が、第1ラグランジュ点(太陽と地球の間の、地球から約150万kmの点)からとらえたもの。Image Credit: NASA/NOAA

詳しくは「地球とともに映る見慣れない月」「裏の顔を見せつつ地球の前を通過する月


オシリス・レックス

2017年9月25日、NASAの小惑星探査機オシリス・レックスが、地球から129万7000kmの距離から撮影。Image Credit: NASA/Goddard/University of Arizona/Lockheed Martin


オシリス・レックス

2018年1月17日、NASAの小惑星探査機オシリス・レックスが、地球から6360万kmの距離から撮影。Image Credit: NASA/Goddard/University of Arizona/Lockheed Martin


2001マーズ・オデッセイ

2001年4月19日、NASAの火星探査機2001マーズ・オデッセイが、地球から356万3735kmの距離から撮影。Image Credit: NASA/JPL/Arizona State University

詳しくは「打ち上げ後まもない火星探査機がとらえた地球と月


マーズ・エクスプレス

2003年7月3日、ESA(ヨーロッパ宇宙機関)の火星探査機マーズ・エクスプレスが、地球から約800万kmの距離から撮影。Image Credit: Photo ESA/DLR/Freie Universität Berlin

詳しくは「800万kmの距離から火星探査機が撮影した地球と月



マーズ・グローバル・サーベイヤー

2003年5月8日、NASAの火星探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーが火星周回軌道から撮影。地球以外の惑星から、初めて撮影された地球と月のツーショットだ。Image Credit: NASA/JPL/Malin Space Science Systems

詳しくは「史上初めて他の惑星から撮影された地球と月


マーズ・リコネッサンス・オービター

2007年10月3日、NASAの火星探査機マーズ・リコネッサンス・オービターが火星周回軌道から撮影。撮影時、地球と火星の距離は約1億4200万km。Image Credit: NASA/JPL-Caltech/University of Arizona

詳しくは「火星周回軌道からマーズ・リコネッサンス・オービターがとらえた地球と月


キュリオシティ

2014年1月31日、NASAの火星探査車キュリオシティが火星表面から撮影。撮影時、地球と火星の距離は約1億6000万km。Image Credit: NASA/JPL-Caltech/MSSS/TAMU


メッセンジャー

2010年5月6日、NASAの水星探査機メッセンジャーが水星周回軌道から撮影。画面左下の大きな点が地球で、その右の小さな点が月である。撮影時、地球と水星の距離は1億8300万km。Image Credit: NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Carnegie Institution of Washington

詳しくは「メッセンジャーが1億8300万km彼方からとらえた地球と月


カッシーニ

2013年7月19日、NASA/ESAの土星探査機カッシーニが、土星周回軌道から広角カメラで撮影。白矢印の先に地球と月が映っている。撮影時、地球と土星の距離は約14億4000万km。Image Credit: NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute

詳しくは「14億km彼方の土星からカッシーニが捉えた地球

カッシーニ。前の画像のクローズアップ

上の画像の地球の部分を拡大したもの。明るい光の右下側にかすかに明るくなっているのが月である。Image Credit: NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute

カッシーニ

2013年7月19日、上の画像と同じ日にNASA/ESAの土星探査機カッシーニが土星周回軌道から撮影。こちらは狭角カメラで撮影したもの。地球と月が分かれて映っている。Image Credit: NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute


カッシーニ

2017年4月12日、NASA/ESAの土星探査機カッシーニが土星周回軌道から撮影。撮影時、地球と土星の距離は約14億km。Image Credit: NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute

詳しくは「カッシーニ探査機がとらえた最後の地球画像