打ち上げ後まもない火星探査機がとらえた地球と月 | アストロピクス

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打ち上げ後まもない火星探査機がとらえた地球と月

この画像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査機2001マーズ・オデッセイがとらえた地球と月のツーショットです。2001年4月19日に撮影されました。

火星探査機の画像ではありますが、火星から撮影されたものではありません。2001年4月7日に打ち上げられたマーズ・オデッセイが、打ち上げ12日後に地球から356万3735km離れたところから撮影した画像です。

画像は赤外線でとらえられたものです。明るさは温度の高低をあらわしており、地球の下側に見られる暗い領域はマイナス50℃の南極、その上の明るい領域は暖かいオーストラリアです。

なおアストロピクスでは上記の画像をはじめ、さまざまな探査機が撮影した地球と月のツーショット画像を紹介した記事を公開しています。あわせてご覧ください。→「地球と月のツーショット

Image Credit: NASA/JPL/Arizona State University

(参照)Planetary Photojournal