火星周回軌道からマーズ・リコネッサンス・オービターがとらえた地球と月 | アストロピクス

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火星周回軌道からマーズ・リコネッサンス・オービターがとらえた地球と月

この画像には、火星の周回軌道から撮影された地球と月が映っています。2007年10月3日、NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査機マーズ・リコネッサンス・オービターが高解像度カメラHiRISEで撮影しました。

撮影時、地球と火星は1億4200万km離れていました。画像は1ピクセルあたり142kmの解像度で、地球は直径が約90ピクセル、月は約24ピクセルで映っています。なお地球表面には雲が多く月と比べて非常に明るかったため、画像処理により明るさが調整されているとのことです。

マーズ・リコネッサンス・オービターが火星周回軌道から撮影した地球と月の画像は、2016年に撮影されたものも公開されています。また、これまでさまざまな探査機が、地球と月のツーショットを撮影してきました。それらの画像については「地球と月のツーショット」をご覧ください。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech/University of Arizona

(参照)Planetary Photojournal