地球とともに映る見慣れない月

DSCOVR(ディスカバー)という衛星が地球と月をとらえた画像です。地球の手前を月が横切ったときに撮影されました。

この画像に映る月の表面が、見慣れないものであることに気づかれたでしょうか。地球からみると、月の表面にはいわゆる「餅つきをするウサギ」のような模様がみられます。しかしこの画像の月にはそのような模様はありません。それはなぜでしょうか。

DSCOVRは第1ラグランジュ点(太陽と地球の間の、地球から約150万kmの点)から地球を観測しています。地球から月までの距離は、平均して約38万4400kmです。DSCOVRはそれよりはるか遠くから観測しているのです。また月は常に同じ面を地球に向けながら公転しています。月の公転軌道より外側から撮影しているので、月の裏側が映っているというわけです。

Image Credit: NASA/NOAA

https://svs.gsfc.nasa.gov/11971