土星探査機カッシーニが2013年7月19日に広角カメラで撮影したこの画像には、土星とそのリングとともに、私たちが住む地球も映っています。アストロピクスでも以前紹介した、土星全体が映るモザイク画像を構成する画像の中の1枚です。
土星本体はほとんどが陰になっており、輪郭部分だけが明るく輝いています。そのほか、メインリング、Fリング、E・Gリングも見えています。EリングとGリングは見やすくするために明るくなるように処理されています。
画像の撮影時、カッシーニ探査機は土星から約121万2000kmの距離に位置していました。またそのときの地球までの距離は約14億4585万8000kmでした。
矢印で示した明るい点が地球です。
Image Credit: NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute