火星探査車パーサヴィアランスがサンプルを採取した岩「ロシェット」 | アストロピクス

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火星探査車パーサヴィアランスがサンプルを採取した岩「ロシェット」

Image Credit: NASA/JPL-Caltech
Image Credit: NASA/JPL-Caltech

この画像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査車パーサヴィアランスが、2021年9月7日にハザードカメラ(HazCams)で撮影したものです。中央に「ロシェット」とニックネームをつけられた岩石が映っており、左側にはローバーの車輪が見えています。

ロシェットの表面には、サンプルを採取した跡の穴があいています。左側は「モンタニャック」、右側は「モンドゥニエ」と呼ばれています。「モンタニャック」は9月7日、「モンドゥニエ」は9月1日に掘削されました。右側の穴の下には、掘削に先立って円形に削られた部分も見えています。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech/ASU/MSSS
Image Credit: NASA/JPL-Caltech/ASU/MSSS

こちらのモザイク画像は、掘削前にパーサヴィアランスのマストカメラMastcam-Zで撮影された「ロシェット」周辺です。手前側のいちばん左に「ロシェット」が見えています。冒頭の画像は、画面左側から右側を向いて撮影したものです。

(参照)Planetary Photojournal(1)(2)