ボイジャー1号がとらえた木星の大赤斑と白い楕円模様 | アストロピクス

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ボイジャー1号がとらえた木星の大赤斑と白い楕円模様

この画像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の惑星探査機ボイジャー1号が、木星への最接近(1979年3月5日)直前の3月1日に撮影したものです。画像上の方には、木星の南半球にある大赤斑が見えています。大赤斑の右下にみられる白っぽい楕円模様は1939~40年に形成されたとみられているもので、それ以来ずっと、ほぼ一定の形を保ってきました。

当時、大赤斑は地球の2〜3倍ほどの大きさがありました。当時と比べて最近は大赤斑が小さくなっていることが知られています。

Image Credit: NASA/JPL

(参照)Planetary Photojournal