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火星のエリシウム平原にある新しい衝突クレーターをとらえた画像です。NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査機マーズ・リコネッサンス・オービターによって撮影されました。クレーターは2012年2月から2014年6月の間に形成されました。探査機が時間をおいて撮影した同じ場所の画像を比較することで、クレーターがいつ頃形成されたのかが分かります。
この画像には、とてもくっきりした輪郭をもつクレーターと、周囲よりも非常に暗い噴出物が映っています。放射状の噴出物の分布から、隕石は西側から衝突したとみられています。
なおこのクレーターがあるエリシウム平原の位置については、こちらの記事の地名入り高度マップをご覧ください。
Image Credit: NASA/JPL-Caltech/University of Arizona