火星の高度マップ | アストロピクス

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火星の高度マップ

この画像は、火星の高度マップです。NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーに搭載されていたレーザー高度計(MOLA:Mars Orbiter Laser Altimeter)のデータを元に作成されました。

高度マップの色は、赤や白が標高が高く、青や紫が低い場所を示しています。火星全体で見ると北半球は低地が多く、南半球は高地が多いことが分かります。なお南北方向は緯度70度までが表示されています。

こちらは冒頭の火星の地図に、アストロピクスで地名を書き入れた画像です。火星の主な地名と着陸船(ランダー)や探査車(ローバー)の着陸場所、またアストロピクスの記事でこれまで取り上げてきた記事に出てくる地名の一部などをマップ上に書き入れてあります。

着陸場所については、バイキング1号、2号、マーズ・パスファインダー、スピリットとオポチュニティ、フェニックス、キュリオシティ、インサイトなどを書き入れてあります。またパーサヴィアランスの着陸場所であるジェゼロ・クレーターの位置も示してあります。

なお地名入りの画像については今後、予告なく地名の追加などを行って更新する場合があります。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech

(参照)Planetary Photojournal