NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査機マーズ・リコネッサンス・オービター(MRO)がとらえた火星の北極域にあるクレーターです。衝突クレーターとしては珍しく、円形をしていません。
クレーターの周囲の氷はほとんど融けているにも関わらず、クレーター内には氷が残っています。極地のクレーターにはよくあることで、クレーターの壁の陰になっているために融けていない可能性があります。
画像は2008年8月18日に取得されました。2019年12月25日の「HiRISE Picture of the Day(HiPOD)」の画像です。
Image Credit: NASA/JPL/University of Arizona