2026年2月1日から2日にかけて、24時間のうちにXクラスの強烈なフレアが太陽表面の同じ活動領域で4回発生しました。上の動画はNASA(アメリカ航空宇宙局)の太陽観測衛星SDOがとらえたもので、4回のXクラス太陽フレアが映っています。
最初の2月1日12時33分(世界時。日本時間はプラス9時間。以下同じ)をピークとする太陽フレアはX1.0、2番目の1日23時57分をピークとする太陽フレアはX8.1という強烈なものでした。3番目は2月2日0時36分のX2.8、4番目は8時14分をピークとするX1.6の太陽フレアでした。
冒頭の動画は、13.1nm、19.3nm、30.4nmの波長でとらえた太陽です。太陽全体とフレア周辺のクローズアップの映像を収めています。撮影する波長によって、それぞれ見える温度領域が異なります。画面左下には世界時(UTC)の時刻が表示されており、右上または左上の枠内には地球のスケールが表示されています。

こちらはSDOがとらえた4回の太陽フレアの画像を並べたものです。
太陽フレアは、太陽表面で発生する爆発現象です。X線の強度によってA、B、C、M、Xの5段階に分けられています。Xが最も規模の大きなフレアです。また、アルファベットの後の数字が大きいほど規模が大きいことを示しています。
太陽フレアは、無線通信やGPSなどに影響を及ぼす可能性があるほか、人工衛星や宇宙飛行士に危険をもたらす可能性があります。
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Movie Credit: SDO/NASA/Helioviewer.org

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