アルマ望遠鏡がとらえた24の星の「デブリ円盤」 | アストロピクス

アルマ望遠鏡がとらえた24の星の「デブリ円盤」

これらの画像は、ほかの星のまわりに存在する24の「デブリ円盤」をアルマ望遠鏡がとらえたものです。オレンジ色の画像は円盤内の塵をとらえたもので、青色の画像はそのうち6つ(オレンジ色のうちの右端の列)の円盤内のガスの分布をとらえたものです。

デブリ円盤は、主に塵や岩石からなる円盤です。惑星が形成された後に残った塵や、天体どうしが衝突した破片の岩石が、星のまわりに円盤状に存在しています。

画像を掲載しているESO(ヨーロッパ南天天文台)のウェブページによれば、デブリ円盤内のガスの起源については議論があり、星の周囲に初めから存在していたガスの残りである可能性や、塵粒子どうしの衝突によって放出されたガスである可能性があります。

画像の右上に、HD 121617星のデブリ円盤の塵(オレンジ色)とガス(青色)をとらえた画像が並んでいます。塵のリングは片側が明るくなっており、その部分で塵の密度が高くなっていることを示しています。最近の研究により、ガスの渦が塵粒子を閉じ込めることができることが発見されましたが、それはガスの密度が非常に高い場合に限られます。ガスの密度が高いことは、そのガスが元からあったとする説と辻褄が合うとのことです。

画像は、ESOの「今週の1枚(Picture of the Week)」として2026年1月20日に公開されました。

(参考)
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Image Credit: ALMA(ESO/NAOJ/NRAO)/S. Marino et al.

(参照)ESO