2000年12月、カッシーニ探査機がとらえた木星 | アストロピクス

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2000年12月、カッシーニ探査機がとらえた木星

土星探査機カッシーニは土星に向かう途中、2000年12月30日に木星に最接近しました。画像は最接近の前日29日に得られた27枚の画像を合成して作られたものです。木星の色は、人間が肉眼で見たときと近いものになっています。

木星最大の特徴ともいえる大赤斑が南半球に見えています。赤道と並行するように赤褐色と白色の縞模様が走っており、白い楕円の斑点もいくつか映っています。

カッシーニ探査機は木星を通過したのちに土星に向かい、2004年6月30日に土星の周回軌道に入りました。

Image Credit: NASA/JPL/Space Science Institute

https://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA04866