
この画像に映っているのは、ハッブル宇宙望遠鏡がとらえたレンズ状銀河NGC 7722です。NGC 7722は、ペガスス座の方向、地球から約1億8700万光年の距離にあります。
レンズ状銀河は、渦巻銀河と楕円銀河の中間に分類される銀河で、多くの場合、両者の特徴をあわせ持っています。NGC 7722でははっきりとした渦状腕は見られず、一方で楕円銀河のような広がった輝くハローと、中央の明るいバルジが見られます。楕円銀河とは異なり、目に見える円盤があり、明るい中心核のまわりに同心円状のリングが渦巻いています。
NGC 7722では銀河円盤やハローを取り囲む暗赤色の塵の帯が非常に目立っています。このような塵の帯はレンズ状銀河では珍しくありません。NGC 7722の塵の帯は、ほかのレンズ状銀河と同じように、過去に別の銀河と合体したことで生じたものだと見られています。
画像はハッブル望遠鏡のWFC3(広視野カメラ3)で撮影されたもので、「今月の1枚(Picture of the Month)」として2026年1月30日に公開されました。
Image Credit: ESA/Hubble & NASA, R. J. Foley (UC Santa Cruz), Dark Energy Survey/DOE/FNAL/DECam/CTIO/NOIRLab/NSF/AURA
Acknowledgement: Mehmet Yüksek
(参照)ESA/Hubble

大宇宙 写真集500【改訂新版】
探査機が見た太陽系【第4版】
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡がみた宇宙【改訂版】