宇宙の広大な空洞に浮かぶ孤独な銀河 〜 ハッブル宇宙望遠鏡の今週の1枚

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた矮小不規則銀河KK 246(ESO 461-036)。

宇宙には銀河が集まっている領域と、銀河がほとんど存在しない領域とがあります。この銀河がほとんど存在しない空洞は「ボイド」と呼ばれ、1億〜1億5000万光年程度のスケールがあります。

私たちの天の川銀河に最も近いボイドのことを「ローカル・ボイド」と呼んでいます。ローカル・ボイドの直径は、少なくとも1億5000万光年と推定されています。

KK 246は、広大なローカル・ボイドにぽつんと存在する孤独な銀河です。ローカル・ボイドに存在することが確認されている銀河はKK 246だけで、ほかに暫定的に同定されている銀河が15個あります。

画像には多くの銀河が小さく映り込んでいますが、それらの銀河はボイドの向こう側にある遠方の銀河です。

画像は2020年5月18日にリリースされた、ハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」の画像です。

Image Credit: ESA/Hubble & NASA, E. Shaya, L. Rizzi, B. Tully, et al.

https://spacetelescope.org/images/potw2020a/

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