風が堆積岩を削ってできた、火星のクレーター内にある階段状の地形

この画像は、火星の赤道付近のメリディアニ平原にあるクレーターの内部を撮影したもので、層状の堆積岩がとらえられています。NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査機マーズ・リコネッサンス・オービターが撮影した画像です。

この堆積岩は、水の流れや風の作用によって、かつてこのクレーターに運ばれてきた砂や塵が堆積してできたとみられています。その後、堆積岩がおそらく風によって侵食され、地層が階段状にあらわになったのです。

メリディアニ平原は、2004年にNASAの火星探査車オポチュニティが着陸した場所です。冒頭の画像の地形があるクレーターは、オポチュニティの着陸場所の北方にあります。

マーズ・リコネッサンス・オービターに搭載されたHiRISEというカメラのウェブページでは、HiRISEで撮影した画像を毎日1枚ずつ、HiPOD(HiRISE Picture of the Day、HiRISEの今日の1枚)として紹介しています。冒頭の画像は2008年6月22日に撮影されたもので、2020年5月9日のHiPODとして紹介された画像です。

Image Credit: NASA/JPL/UArizona

https://www.uahirise.org/hipod/PSP_008930_1880

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