画像中央に映っているのは、火星で最近できたクレーターです。2016年9月~2019年2月の間に、隕石衝突によって形成されました。
この画像は、物質の組成の違いを強調するために作られた疑似カラー画像です。この画像で青くみえているところを肉眼でみたとしても、実際に青いわけではありません。
明るい青の部分は、隕石が衝突したときの噴出物ではないかとみられています。そのほかの青みがかった部分は、衝突の衝撃で表面の赤っぽい塵が払われて下の岩盤がみえている領域です。
マーズ・リコネッサンス・オービターが高解像度カメラHiRISEで撮影しました。
Image Credit: NASA/JPL-Caltech/University of Arizona