オリオン宇宙船、遠方逆行軌道から離脱。月へ接近ののち地球帰還へ | アストロピクス

【Googleニュースでアストロピクスをフォローして新着記事をチェック!】

オリオン宇宙船、遠方逆行軌道から離脱。月へ接近ののち地球帰還へ

アルテミス1ミッションのオリオン(オライオン)宇宙船は、飛行16日目の12月1日15時53分(アメリカ中部標準時、日本時間2日6時53分)、サービスモジュールのメインエンジンを1分45秒燃焼させ、月を周回する遠方逆行軌道(DRO)からの離脱を完了しました。

画像は12月1日、DROからの離脱の準備中に撮影したものです。オリオン宇宙船の太陽電池アレイの先端に取り付けられたカメラで撮影されました。画像下に月が見えています。

オリオン宇宙船は今後、月に接近してフライバイを行い地球へ帰還する軌道に入ります。宇宙船のクルーモジュールは12月11日に太平洋へ着水する予定です。

参考記事:アルテミス1、打ち上げから帰還までの予定

Image Credit: NASA

(参照)Artemis - NASA Blogs