活発に活動する西之島を宇宙からとらえた(2022年10月6日撮影) | アストロピクス

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活発に活動する西之島を宇宙からとらえた(2022年10月6日撮影)

この画像に映っているのは、東京から南へ約930kmの太平洋上にある西之島です。2013年11月に発生した噴火により西之島の近くに小さな島ができ、12月に西之島とつながりました。それ以来、西之島では断続的に噴火活動が続いてきました。

画像は地球観測衛星ランドサット9搭載の陸域イメージャー「OLI–2」で、爆発的な活動をしていた2022年10月6日に撮影された自然色画像です。島周辺の海水は火山の鉱物やガス、またおそらく噴火で巻き上げられた海底の堆積物によって変色しています。アメリカ、スミソニアン自然史博物館のGlobal Volcanism Programによれば、10月5日〜11日の間に、火山灰が3.5kmの高さに達したとのことです。

こちらは冒頭の画像から西之島周辺を切り抜いたものです。

画像はNASA Earth Observatoryで、2022年10月18日の「Image of the Day(今日の1枚)」として紹介されたものです。

Image Source: NASA’s Earth Observatory

(参照)NASA Earth Observatory