この画像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査車キュリオシティを宇宙からとらえたものです。同じくNASAの火星周回機マーズ・リコネッサンス・オービターが、2023年12月29日に撮影しました。その日はキュリオシティが着陸してから4051火星日にあたります。
キュリオシティは、着陸したゲール・クレーターの中央にあるアイオリス山(シャープ山)を登りつつ探査を行っています。軽自動車ほどの大きさのキュリオシティが、画像中央に暗い点として見えています。探査車は、明暗の帯が交互に縞模様になっている場所にいます。このような帯がどうして形成されたのか、研究者は関心を抱いているとのことです。
Image Credit: NASA/JPL-Caltech/University of Arizona