火星探査車キュリオシティが「ベラ・ルービン・リッジ」で撮影した自撮り画像(2018年1月23日撮影) | アストロピクス

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火星探査車キュリオシティが「ベラ・ルービン・リッジ」で撮影した自撮り画像(2018年1月23日撮影)

この画像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査車キュリオシティが、「ベラ・ルービン・リッジ(Vera Rubin Ridge)」と呼ばれる場所で撮影した「自撮り」画像です。

キュリオシティは、火星のゲール・クレーター内で探査を進めています。画像の左右の縁のあたりには、ゲール・クレーターの縁の部分が見えています。また、キュリオシティのマストに隠れるように、アイオリス山(シャープ山)が映っています。アイオリス山はゲール・クレーターの中央にあり、ベラ・ルービン・リッジはそのアイオリス山の裾野にあります。

この自撮り画像は、キュリオシティのロボットアームの先端に取り付けられているMAHLI(Mars Hand Lens Imager)というカメラを使って撮影された数十枚の画像が合成されたものです。個々の画像はすべて、2018年1月23日(1943火星日)に撮影されました。

この画像を撮影したのち、キュリオシティは背後にある斜面を登っていきました。

こちらは冒頭の画像からキュリオシティ周辺を切り抜いたものです。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech/MSSS

(参照)Planetary Photojournal