土星の衛星エンケラドスの南極付近の4本の亀裂から噴出する間欠泉 | アストロピクス

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土星の衛星エンケラドスの南極付近の4本の亀裂から噴出する間欠泉

土星の衛星エンケラドスの南極付近には「タイガーストライプ(トラの縞)」と呼ばれる、長さが100kmをこえる4本の亀裂があります。この画像には、4本のタイガーストライプに沿って水の氷や水蒸気が噴出しているようすが映っています。それらのタイガーストライプは、画像左からアレキサンドリア、カイロ、バグダッド、ダマスカスと名付けられています。

この画像は、土星探査機カッシーニが2009年11月21日に撮影した2枚の画像をモザイク合成したものです。画像が撮影されたときの調査によって101の間欠泉が発見され、そのうち100の間欠泉の位置が特定されました。

Image Credit: NASA/JPL/Space Science Institute

(参照)Planetary Photojournal