火星の春、氷がなくなった地域と霜が残る地域

火星の南半球の高地にあるアルギュレ平原(アルギュレ盆地)を、火星周回機トレース・ガス・オービター(TGO)がとらえた画像です。火星の南半球で春分点をすぎたばかりの2020年4月28日に撮影されました。

この画像は左が北、右が南になっています。画像左側では季節的な氷が後退して赤い大地が見えていますが、画面右側はまだ霜に覆われています。画像右側の部分は南(極方向)に面しており、左側の赤道方向に面した斜面よりも日射量が少ないため霜が残っているのです。

TGOは、ESA(ヨーロッパ宇宙機関)とロシア・ロスコスモスが共同で進めるエクソマーズ計画で打ち上げられた探査機です。2016年3月に打ち上げられ、同年10月に火星の周回軌道に入りました。

Image Credit: ESA/ExoMars/CaSSIS

(参照)ESA

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