衝突しつつある2つの銀河「Arp 107」 ハッブル望遠鏡が撮影 | アストロピクス

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衝突しつつある2つの銀河「Arp 107」 ハッブル望遠鏡が撮影

この画像はハッブル宇宙望遠鏡がとらえたもので、衝突しつつある一対の銀河Arp 107が映っています。Arp 107は、こじし座の方向、約4億6500万光年の距離にあります。

画像左側の大きい方の銀河は活動銀河核をもっており、「セイファート銀河」と呼ばれる活動銀河の一種です。右側の小さな銀河と、ガスや塵からなる希薄な「橋」でつながっています。右の銀河は、明るい核が目立っています。

画像はハッブル望遠鏡のACS(掃天観測用高性能カメラ)で撮影されたもので、ハッブル望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」として2023年9月18日に公開されました。

Image Credit: ESA/Hubble & NASA, J. Dalcanton

(参照)ESA/Hubble