チャンドラX線望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡でとらえた超新星残骸DEM L71 | アストロピクス

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チャンドラX線望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡でとらえた超新星残骸DEM L71

2019年10月30日、チャンドラX線望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡の画像を合成した天体画像が6点、公開されました。それらの画像は、ジュディ・シュミット氏によって作成されたもので、いずれもかじき座の方向、約16万光年の距離にある大マゼラン銀河にある天体です。

上の画像はそのうちの1つで、超新星残骸DEM L71をとらえたものです。ハッブルの画像では、爆風に伴う衝撃波によってできたフィラメント状の構造が見えています。チャンドラの画像は、そのフィラメント状の構造に囲まれた鉄とケイ素の雲を示しています。

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえたDEM L71。

チャンドラX線望遠鏡がとらえたDEM L71。冒頭の画像は、これらを合成したものです。

Image Credit: Enhanced Image by Judy Schmidt (CC BY-NC-SA) based on images provided courtesy of NASA/CXC/SAO & NASA/STScI.

https://chandra.harvard.edu/photo/2019/archives/