ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた渦巻銀河NGC 2985。おおぐま座の方向、7000万光年の距離にあります。明るい中心部から、密に巻きついた渦状腕が外へと広がっているのが特徴的です。渦状腕は外側にいくに従って暗くなり、やがて銀河間空間へと溶け込んでいきます。
なおこの画像は、658nmや814nmという可視光の中では比較的長い波長や、近赤外域の波長で得られた画像を、RGB(赤、緑、青)に割り当てて色合成したものですので、自然色とは色が異なります。
この画像は、2019年7月15日にリリースされた「今週の1枚(Picture of the Week)」の画像です。
Image Credit: ESA/Hubble & NASA, L. Ho