太陽光をほぼ100%反射。土星の衛星エンケラドス

土星探査機カッシーニがとらえた土星の衛星エンケラドス。2005年7月14日に撮影されました。21枚の画像をモザイク合成したもので、紫外線から赤外線までの波長で撮影された画像を色合成した疑似カラー画像です。

エンケラドスの直径は504kmで、32.9時間で土星を1周しています。地球の月と同じように、自転周期と公転周期が一致しており、常に同じ面を土星に向けています。この画像に映っているのは、土星に向いている面とは反対側の面です。

エンケラドスの表面は氷でおおわれています。反射率が非常に高く、ほぼ100%近く太陽光を反射します。そのため表面温度はマイナス201℃と非常に低くなっています。

2005年にはカッシーニ探査機によって、エンケラドスの南極地域から水蒸気や氷が噴出する間欠泉が観測されました。氷の地殻の下には、広大な地下海が存在すると考えられており、氷の割れ目を通じて海の水が噴出しているとみられています。エンケラドスからの噴出物は、土星のEリングを作るもとになっています。

Image Credit: NASA/JPL/Space Science Institute

https://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA06254


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