土星の衛星テティスの巨大クレーター | アストロピクス

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土星の衛星テティスの巨大クレーター

土星の衛星テティスを土星探査機カッシーニがとらえた画像です。2015年8月17日に撮影されました。

テティスは土星の衛星の中で5番目に大きな衛星で、直径が1070kmほどあります。土星から29万5000kmのところを45.3時間で公転しています。地球の月と同じように、常に同じ面を土星に向けています。

テティスの左上に見えるのは、かつての巨大衝突によって形成された直径約400kmのオデュッセウス・クレーターです。このクレーターは、テティスの進行方向の半球にあります。

この画像の撮影時、カッシーニ探査機はテティスから4万4500kmの距離にいました。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute

(参照)Planetary Photojournal