1分で読む宇宙ニュース | アストロピクス

1分で読む宇宙ニュース

星・星雲・星団

太陽のような星が惑星を飲み込むことがあるのか

太陽のようなまだ壮年の恒星は、どれくらいの頻度で惑星を飲み込むのか。それを調べるため、モナシュ大学のFan Liu氏らの研究チームは、同じ分子雲から生まれた「双子星」を調査しました。同じ分子雲から生まれるので、それらの組成は同じはずです。ところが研究チームが91組の連星を調査したところ、約8%のケース(7個)で組成が異なっていました。
銀河宇宙

直径13億光年の謎の超巨大構造「ビッグリング」を発見

「ビッグリング」(青)と「ジャイアントアーク」(赤)の位置を示した図(Background image credit: Stellarium)。「ビッグリング」...
銀河宇宙

天の川銀河に似た棒状構造をもつ最遠の銀河を発見! 理論モデルと矛盾か

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の観測データから、天の川銀河に似た棒状構造をもつ銀河が初期の宇宙で発見されました。スペインのCSICアストロバイオロジーセンターの...
太陽系外惑星

2つの巨大氷惑星が衝突して生じた塵の雲が恒星の光をさえぎった!?

「ASASSN-21qj」と名付けられた太陽に似た星が、2021年12月に急に減光。その約3年前に、赤外線での明るさが約2倍になっていました。輝く物質の温度と大きさ、そして継続時間が、2つの巨大氷惑星の衝突現象と一致することが国際研究チームによって示されました。
超大質量ブラックホール

星の接近のたびに地球3個分の物質を食らう銀河中心のブラックホール

約5億光年の距離にある銀河の中心付近で、7〜10日間X線で明るく輝いたのち突然消えるというプロセスを約25日ごとに繰り返す現象が発見されました。太陽の20万倍以上の質量のブラックホールの周りを周回する太陽程度の質量の星が、ブラックホールに接近するごとに地球3個分の質量の物質が潮汐破壊で剥ぎ取られていると見られています。
銀河宇宙

ウェッブ望遠鏡が「ダークマター星」を発見か?

テキサス大学オースティン校のKatherine Freese氏らの研究チームは、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の画像を分析し、「ダークマター星」である可能性のある3つの明るい天体を発見したと発表しました。
銀河宇宙

宇宙は138億歳ではなく267億歳!?

宇宙の年齢が現在考えられているより2倍ほど長いことを示唆する研究が発表されました。オタワ大学のRajendra Gupta氏は、宇宙年齢は138億歳ではなく267億歳だと推定しています。
銀河宇宙

宇宙誕生10億年後の宇宙は、時間が5倍遅く流れるように見える!?

シドニー大学のGeraint Lewis教授らは過去20年間にわたり観測されてきた190個のクエーサーを分析し、宇宙が誕生して10億年超のころを見ると時間が5倍遅く流れるようにみえることを示したとする研究を発表しました。
超新星

形成中の太陽系は分子雲フィラメントによって超新星爆発から守られた

太陽系が形成されつつあるころ、近くで超新星爆発が発生し放射性元素が降り注いだことがわかっています。ただ超新星爆発の衝撃波は、太陽系の形成を妨げた可能性があります。この矛盾に関して、国立天文台などの国際研究チームが新たな説を提唱しました。
小惑星

ふたご座流星群の起源は激しい衝突現象か

太陽探査機パーカー・ソーラー・プローブが観測した、ふたご座流星群のダストストリームのデータを、複数のモデルによるダストストリームの軌道と比較。分析の結果、他の天体との高速の衝突など突然の激しい現象がダストストリームを生み出した可能性が高いことがわかりました。
地球

最初の地球生命の誕生にプレートテクトニクスは必要ではなかった!?

地球に生命が誕生したとみられる約39億年前には、プレートテクトニクスは発生しておらず、「不動蓋型マントル対流」だったとする研究が発表されました。複数のプレートが動くプレートテクトニクスとは異なり、不動蓋型は1枚のプレートに惑星全体が覆われており動きません。
太陽系外惑星

ホットジュピターの巨大なガスの尾が発見された

主星のすぐ近くを公転するホットジュピターである太陽系外惑星HAT-P-32bに、惑星半径の50倍以上にも及ぶ巨大なヘリウムの尾が発見されました。これまでにも系外惑星の周囲にできた尾が観測されたことはありますが、これほど巨大な尾は注目に値するとのことです。
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