巨大な土星と小さな衛星レア、そして土星に落ちるテティスの影 | アストロピクス

巨大な土星と小さな衛星レア、そして土星に落ちるテティスの影

この画像はカッシーニ探査機がとらえたもので、土星の半球が大きく映し出されています。画像右側には、直径1528kmの衛星レアが小さく見えています。また本体は映っていませんが、衛星テティスが土星に落とした影が画面左側に映っています。

太陽光がリング面の真横に近い角度から当たっており、リングの影が土星本体の狭い範囲に落ちています。カッシーニ探査機がリング面のわずかに上から撮影したこの画像では、リングは影にまぎれてよく見えていません。

画像は2009年11月4日に、約130万kmの距離から撮影されました。解像度は1ピクセルあたり72km。

(参考)「カッシーニ探査機」関連記事一覧

Image Credit: NASA/JPL/Space Science Institute

(参照)NASA