15年前、カッシーニ探査機がとらえた土星の衛星タイタンとレア

この画像はカッシーニ探査機がとらえたもので、土星の衛星タイタンの手前を衛星レアが通過しているところが映っています。

タイタン(直径5150km)は土星系で最大の衛星、レア(直径1528km)は2番目に大きな衛星です。分厚い大気におおわれているタイタンの輪郭がぼやけて見える一方、大気のないレアの輪郭はくっきりと見えています。

画像は2009年11月19日に撮影されました。撮影時、カッシーニ探査機はタイタンから約230万km、レアから約110万kmの距離に位置していました。

アストロピクスでは以前、同じ日にカッシーニ探査機が撮影したタイタンとレアのカラー画像を紹介したことがあります。そちらもぜひご覧ください。(参考)カッシーニがとらえた土星の衛星タイタンとレア

Image Credit: NASA/JPL/Space Science Institute

(参照)Planetary Photojournal