火星の北極冠を取り囲む高緯度地域にある「北極エルグ(砂砂漠)」と呼ばれる広大な領域の一部を、NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査機マーズ・リコネッサンス・オービターがとらえた画像です。
北極エルグのなかでも南の方にある砂丘が映っています(画像右が北)。ドーム状の砂丘の上に降りた霜が白く見えています。また風によって流された暗い塵が風下側に伸びているのも映っています。
画像は2021年8月12日に撮影されました。なお画像の色は強調されています。
Image Credit: NASA/JPL-Caltech/UArizona