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NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査車(ローバー)パーサヴィアランスが撮影した自撮り画像(セルフィー)です。画像中央には、小型の火星ヘリコプター「インジェニュイティ」も映っています。インジェニュイティは、ローバーから3.9m離れたところにあります。
火星ローバーのセルフィーの撮影方法は、自撮り棒を使って自分の写真を撮る方法と似ています。ローバーのロボットアームを伸ばし、アームの先端に取り付けられたカメラを手前に向けて画像を撮影します。これはパーサヴィアランスだけでなく、火星の別の場所で稼働中の火星探査車キュリオシティでも同様です。
パーサヴィアランスのこの画像は、ロボットアーム先端の「SHERLOC」という機器に搭載されているカメラ「WATSON」を使って撮影されました。2021年4月6日にWATSONで撮影された62枚の画像をつなぎ合わせることで、冒頭の画像は作成されました。
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こちらはセルフィーの別バージョンで、マスト(頭部)のカメラが逆を向き、まるでヘリコプターを見ているかのようになっています。
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こちらは冒頭の画像の中央付近を切り抜いた画像です。
Image Credit: NASA/JPL-Caltech/MSSS