この画像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査車「パーサヴィアランス」が撮影したものです。2021年7月8日にパーサヴィアランスのMastcam-Zの右カメラで撮影された28枚の画像を合成して作られました。
画像には、パーサヴィアランスが岩石サンプルの採取を予定しているエリアが映し出されています。明るい色に見える平らな石(非公式に「paver rocks[敷石]」と呼ばれています)が、サンプル採取の有力な候補地となっています。
こちらはMastcam-Zの右カメラと左カメラで撮影された合計56枚の画像を組み合わせて作られたアナグリフ画像です。いわゆる赤青メガネで見ると立体的に見ることができます。
パーサヴィアランスは現在、最初のサンプル採取のための最終準備段階に入っています。
Image Credit: NASA/JPL-Caltech/ASU/MSSS