探査車パーサヴィアランスが201火星日目にとらえた火星の大パノラマ | アストロピクス

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探査車パーサヴィアランスが201火星日目にとらえた火星の大パノラマ

この画像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査車パーサヴィアランスが、ジェゼロ・クレーターの「South Séítah」と呼ばれる地域を撮影したパノラマです。2021年9月12日(201火星日)、ローバーがSouth Séítahの脇にある高台からマストカメラ(Mastcam-Z)で撮影した84枚の画像を合成して作られました。

ジェゼロ・クレーターはかつて湖となっており、流れ込む川によって形成されたと見られる三角州(デルタ)があります。パノラマの左上側には、その三角州の端の部分が見えています。その手前には「Faillefeu」と呼ばれる小高い場所があります。パノラマの右上側には「Santa Cruz」と呼ばれる遠方の山などが見られます。画像の右上端には、パーサヴィアランスが以前いた場所が映っています。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech/ASU/MSSS

(参照)Mars Exploration Program