アストロピクス | ページ 324 | 宇宙・天文画像の情報サイト!
宇宙開発

アメリカの民間有人宇宙船クルー・ドラゴン、5月28日早朝に打ち上げ!

スペースX社のクルー・ドラゴン宇宙船が、日本時間(以下同)明日5月28日午前5時33分にファルコン9ロケットで打ち上げられる予定です。今回の打ち上げは、2011年にスペースシャトルが引退して以来の、アメリカの有人宇宙船の打ち上げになります。写真は打ち上げ準備中のファルコン9ロケットです。無人のクルー・ドラゴンによる飛行試験「デモ1」は2019年3月に成功しています。「デモ2」と呼ばれる今回の飛行は、宇宙船やロケット、運用能力など、輸送システム全体を検証するための最終飛行試験です。
超新星

新しいタイプの宇宙の大爆発を発見!

宇宙で起きる大爆発といえば、超新星爆発やガンマ線バーストなどがあります。2018年6月、それらとは異なる大爆発が、2億光年彼方の銀河で発生したのがとらえられました。「AT2018cow」と名付けられたこの天体は、超新星爆発と比べて初期の明るさが異常に明るく、急速に暗くなるなどの特徴がありました。また非常に高温のため標準的な超新星よりも青く見えます。
地球

スウォーム衛星がみた“南大西洋異常帯”の地球磁場の弱まり

地球の磁場は、宇宙放射線や太陽風などから地球上の生命を守る役割を果たしています。その磁場は、最近200年以上の間に、全球平均で強度が9%ほど失われています。特に南アメリカからアフリカにかけて、磁力が弱まった広大な地域があり「南大西洋異常帯」と呼ばれています。1970年から2020年に、この領域の最小磁界強度は2万4000ナノテスラから2万2000ナノテスラに下がりました。同時に、その領域は年間およそ20kmのペースで成長し、西に移動しています。ここ5年間で、アフリカの南西に最小強度の弱まりを示す場所が出現し、南大西洋異常帯が2つに分裂する可能性もあるとみられています。
火星

かつて湖だった火星のクレーター内にみられる堆積層の縞模様

火星表面の大部分は砂や塵に覆われていますが、この画像のように堆積層が見られる場所もあります。この画像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査機マーズ・リコネ...
銀河宇宙

110億年前の宇宙に「炎のリング」。銀河衝突でできた環状銀河を発見

ビッグバンから30億年後、約110億年前の宇宙で、炎のリングのようにみえる銀河が発見されました。上の画像は、その銀河の想像図です。「R5519」と名付けられたこの銀河は、巨大なドーナツのような形をした環状銀河です。ハワイにあるケック天文台の分光データと、ハッブル宇宙望遠鏡の画像から、R5519の構造が特定されました。質量は天の川銀河とほぼ同じですが、「天の川銀河の50倍もの割合で星が形成されています。星形成の活動は、リング部分で生じています」と研究チームのTiantian Yuan氏は述べています。
銀河宇宙

銀河衝突が太陽や地球を生み出した!?

私たちの天の川銀河のまわりには、「伴銀河」と呼ばれる小さな銀河がいくつか公転しています。大小マゼラン銀河も、天の川銀河の伴銀河です。太陽や地球が生まれたのは、そ...
銀河宇宙

バリスタが淹れたコーヒーのような銀河!?

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた棒渦巻銀河NGC 3895。おおぐま座の方向、1億6000万光年ほどの距離にあります。1790年に、ドイツ生まれのイギリスの天文学者...
火星

フェニックスが撮影した火星の北極の白夜

NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査機フェニックスが、火星の白夜を撮影した画像です。フェニックスの着陸地点は北緯68.22度という火星の北極地域。その場所で...
星・星雲・星団

5/18〜5/24 紹介画像ダイジェスト

5月18日(月)から5月24日(日)までの間にアストロピクスで紹介した画像から、7点をまとめて紹介します。詳しい説明は、それぞれのページをご覧ください。宇宙の広...

暗闇に浮かぶ月面の高台

この画像に映っているのは、月の北極付近にあるエピヌス・クレーターの縁の一部です。クレーターはお椀のようにくぼんだ地形ですが、クレーターの円形の縁の部分は周囲より...
土星

カッシーニ探査機がとらえた金色の細い土星

リングの影が落ちる土星を、カッシーニ探査機がとらえた画像です。カッシーニ探査機が土星に到着して約2年後の2006年5月24日に撮影されました。ほぼリング平面上か...
木星

ジュノー探査機がとらえた木星の南半球の雲

NASA(アメリカ航空宇宙局)の木星探査機ジュノーが、木星の南半球の雲の帯をとらえた画像です。2020年5月21日にリリースされました。太陽系最大の惑星である木...