ボイジャー2号が最接近後に撮影した海王星とトリトン | アストロピクス

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ボイジャー2号が最接近後に撮影した海王星とトリトン

NASA(アメリカ航空宇宙局)の惑星探査機ボイジャー2号がとらえた海王星と衛星トリトン。

ボイジャー2号は1989年8月25日に海王星に最接近しました。この画像は、最接近からおよそ3日と6時間半が経過した後に撮影されたものです。この画像を撮影したとき、ボイジャー2号は海王星から486万kmの距離にいました。画像は右が北になっています。

1977年8月20日に打ち上げられたボイジャー2号は、1979年に木星、1981年に土星、1986年に天王星に最接近し、1989年に海王星に到達しました。打ち上げから12年の時を経て、最果ての惑星に到達したのです。

海王星を後にしたボイジャー2号は太陽系の外へと向かい、2018年11月に太陽圏(ヘリオスフィア)を抜け恒星間空間へと旅立ちました。2020年8月現在まだ稼働中で、地球から185億km以上離れたところを航行しています。

Image Credit: NASA/JPL

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