1991年、ハッブルが初めて撮影した木星の自然色画像 〜 30 Years, 30 Images #1

ハッブル宇宙望遠鏡の打ち上げ30周年(2020年4月24日)に向けて、NASA(アメリカ航空宇宙局)は「30 Years, 30 Images」と題して、これまでハッブルが撮影してきた画像から各年1枚ずつ選び、それを毎日1枚ずつ公開していくことになりました。30枚目は今年2020年の30周年記念画像になるようです。定期的にチェックしてみてはいかがでしょうか。

30 Years, 30 Images

上の画像はその第1弾として紹介されたもので、1991年にリリースされた木星です。ハッブル宇宙望遠鏡が木星の自然色の画像を撮影したのは、このときが初めてのことでした。

赤道に平行して走る縞模様や、南半球の「大赤斑」と呼ばれる巨大な渦模様が映っています。大赤斑は地球が丸ごと入ってしまうほどの大きさがあります。

1991年時点では、木星を観測した探査機は1973〜74年のパイオニア10号、11号、1979年のボイジャー1号、2号の4機でした。それらの探査機はいずれも、木星のそばを通過しながら観測を行ないました。ハッブル宇宙望遠鏡は、そのような探査機と異なり、長期にわたって木星を定期的に観測できる利点があります。

アストロピクスでは、2019年にハッブル宇宙望遠鏡が撮影した木星画像を紹介済みです。新しいカメラで撮影されたもので、1991年に撮影された冒頭の画像と比べてかなり鮮明になっています。

Image Credit: NASA, ESA, and J. Westphal (Caltech)

https://www.flickr.com/photos/nasahubble/49574961148/in/album-72157713228021437/

https://hubblesite.org/contents/media/images/1991/13/47-Image.html

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