ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた非常に明るい相互作用銀河「AM 1214-255」 | アストロピクス

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ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた非常に明るい相互作用銀河「AM 1214-255」

この画像はハッブル宇宙望遠鏡が撮影したもので、互いの重力で影響を与え合っている銀河のペアが映っています。両方の銀河をあわせて「AM 1214-255」と呼ばれます。

これらの銀河には活動銀河核(AGN)が存在しています。AGNは、銀河の中心部で非常に明るく輝く領域です。銀河中心にある超巨大ブラックホールにガスが落ち込んでいくときに極端な明るさの光を放ちます。

ハッブル宇宙望遠鏡は、近傍のAGNについてのデータセットを作成することを目的としたサーベイの一環で、AM 1214-255の観測を行いました。データは、AGNの物理、超巨大ブラックホール、母銀河の構造などを研究するための資料となります。

画像はNASA(アメリカ航空宇宙局)のウェブページで2023年5月3日に紹介されました。

Image Credit: NASA, ESA, A. Barth (University of California - Irvine), and J. Dalcanton (University of Washington); Processing: Gladys Kober (NASA/Catholic University of America)

(参照)NASA