ジュノー探査機がとらえた木星の北極域と2つの衛星 | アストロピクス

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ジュノー探査機がとらえた木星の北極域と2つの衛星

この画像はNASA(アメリカ航空宇宙局)の木星探査機ジュノーがとらえたもので、木星の北極域とともに四大衛星のうちの2つが映っています。

木星表面には渦巻いたりうねったりしている雲が見えています。画像下の方に見えているのは、衛星イオ(上)とカリスト(下)です。

2021年11月29日、ジュノー探査機は38回目の木星最接近を行いました。市民科学者のGerald Eichstädt氏がジュノーカムの生データを利用して画像の元バージョンを作成、もう1人の市民科学者Thomas Thomopoulos氏がさらに処理をしてこの画像を完成させました。画像はジュノーミッションのウェブページなどで2022年11月17日に公開されました。

元画像の撮影時、ジュノー探査機は木星の雲頂から約1万4000kmを時速19万8000kmで移動していました。

Image Credit:
Image data: NASA/JPL-Caltech/SwRI/MSSS
Image processing by Gerald Eichstädt/Thomas Thomopoulos © CC BY

(参照)Planetary PhotojournalMission Juno