ハッブルがとらえた青く輝く反射星雲IC 2631 | アストロピクス

【Googleニュースでアストロピクスをフォローして新着記事をチェック!】

ハッブルがとらえた青く輝く反射星雲IC 2631

この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡がカメレオン座の反射星雲IC 2631をとらえたものです。IC 2631には、ガスと塵が集まって高温・高密度になった原始星が含まれています。原始星はやがて、重力によって十分な物質を集めて核融合をスタートさせ、自らエネルギーと光を発するようになるかもしれません。

反射星雲は、ガスと塵の雲が近くにある恒星の光を反射したり散乱したりして光っています。青い光の方が散乱されやすいため、反射星雲は青みがかって見えることが多くなります。

Credits: NASA, ESA, K. Stapelfeldt (Jet Propulsion Laboratory), and ESO; Processing; Gladys Kober (NASA/Catholic University of America)
Credits: NASA, ESA, K. Stapelfeldt (Jet Propulsion Laboratory), and ESO; Processing; Gladys Kober (NASA/Catholic University of America)

右上の画像はIC 2631の全体像で、ESO(ヨーロッパ南天天文台)のMPG/ESO 2.2m望遠鏡で撮影されたものです。

画像は2021年11月12日にNASA(アメリカ航空宇宙局)からリリースされました。

Main Image Credit: NASA, ESA, and K. Stapelfeldt (Jet Propulsion Laboratory); Processing; Gladys Kober (NASA/Catholic University of America)

(参照)NASA