火山活動によって形成されたと見られる火星の水路のような地形

火星のHebrus谷を、NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査機2001マーズ・オデッセイがとらえた画像です。Hebrus谷は、火星のエリシウム山の麓に位置しています。画像に見られる水路のような地形が交差しているようすは、河川によってできたものではなく、火山活動によって形成された可能性が高いことを示しているとのことです。

なおエリシウム山の位置については、過去記事(火星の高度マップ)をご覧ください。

マーズ・オデッセイは2001年4月に打ち上げられました。同年10月に火星の周回軌道に入って以降、現在も火星を周回しながら観測を続けています。

Image Credit: NASA/JPL/Arizona State University

(参照)Planetary Photojournal