火星探査車スピリットが見た衝突地形のパノラマ画像 | アストロピクス

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火星探査車スピリットが見た衝突地形のパノラマ画像

NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査車スピリットが撮影した火星の衝突地形です。2005年11月3日に撮影された画像をモザイク合成したものです。150度の範囲が映っています。

画像左側から中央手前にかけて岩石が目立っています。奥の方の中央左側には玄武岩質の暗い砂の堆積物が見られます。スピリットはこの画像を撮影した後、画像右端のあたりにある岩石の調査を行いました。

スピリットは2003年6月に打ち上げられ、2004年1月に火星のグセフ・クレーター内に着陸しました。その後、2010年3月22日に通信途絶するまで、7年近くにわたり観測を続けました。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech/Cornell

(参照)Planetary Photojournal