ジュノー探査機がとらえた木星の南極地域(2016年12月11日撮影) | アストロピクス

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ジュノー探査機がとらえた木星の南極地域(2016年12月11日撮影)

この画像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の木星探査機ジュノーが木星の南極地域をとらえたものです。2016年12月11日に撮影されました。うねる雲の中に楕円形の嵐が点在しているのが映っています。極付近では、木星の赤道〜中緯度付近に見られるような縞模様はありません。

画像はジュノー探査機に搭載されているカメラ「ジュノーカム」のデータをもとに、市民科学者のGabriel Fiset氏が作成しました。画像撮影時、ジューノー探査機は木星の雲頂から約5万2200kmの距離のところを飛行していました。

ジュノー探査機は木星に最接近するたびにジュノーカムで木星表面を撮影しています。そのデータは一般に公開され、誰でも処理することが可能です。

Image Credit: Enhanced image by Gabriel Fiset (CC-BY) based on images provided courtesy of NASA/JPL-Caltech/SwRI/MSSS.

(参照)Planetary Photojournal