2001マーズ・オデッセイがとらえた火星のカンドール・カズマ | アストロピクス

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2001マーズ・オデッセイがとらえた火星のカンドール・カズマ

NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査機2001マーズ・オデッセイが、火星のカンドール・カズマ(谷)の一部をとらえた擬似カラー画像です。

カンドール・カズマは、火星の赤道付近にあるマリネリス峡谷を構成する最大の谷の一つで、オフィール・カズマの南、メラス・カズマの北に位置しています。カンドール・カズマは長さが約810kmあり、東部と西部の二つの領域に分かれています。

カンドール・カズマの床面には層状の堆積物や砂丘など、さまざまな地形が見られます。また風や水による侵食のほか、地すべりの跡も見られます。

Image Credit: NASA/JPL/ASU

(参照)Mars Odyssey Mission THEMIS