ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた渦巻銀河NGC 691。おひつじ座の方向、約1億2000万光年の距離にあります。
NGC 691は、18〜19世紀のイギリスの天文学者ウィリアム・ハーシェルによって発見された銀河の1つです。ハッブルのこの画像では、渦状腕などの構造が非常に詳細にとらえられています。2005年にはNGC 691で、広瀬洋治氏が超新星SN 2005Wを発見しました。その超新星はその後の観測からIa型であることが分かりました。
画像は2020年2月24日にリリースされた、ハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」の画像です。
Image Credit: ESA/Hubble & NASA, A. Riess et al.