この画像には、ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた二つの銀河が映っています。二つ合わせて「AM 0702-601」と呼ばれています。りゅうこつ座の方向、4億光年の距離にあります。
これらの銀河はまだ距離が離れており、おそらく相互作用が始まったばかりだと見られています。左側の銀河に、相互作用の初期の兆候が見られます。銀河の渦状腕の構造が外側へ開き始めており、また「潮汐の尾」が少し外側へ伸びています。
この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡の打ち上げ18周年を記念して2008年4月24日に公開された衝突銀河画像59枚のコレクションの中の1枚です。
Image Credit: NASA, ESA, the Hubble Heritage (STScI/AURA)-ESA/Hubble Collaboration, and A. Evans (University of Virginia, Charlottesville/NRAO/Stony Brook University)
(参照)Hubblesite