この画像は、火星の南半球にあるノアキス大陸の一部を、NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査機マーズ・リコネッサンス・オービターがとらえたものです。画像には幅5km弱の範囲が映っており、画面全体が美しいパターンに埋め尽くされています。
ノキアス大陸は、火星の南半球にある巨大な衝突盆地「ヘラス平原」の西に広がる大地です。画像には、ノキアス大陸の南部の高緯度地域(南緯約73度)が映っています。表面に見られるパターンは、地下にある氷の収縮・膨張によってできたと見られます。
Image Credit: NASA/JPL/UArizona