ISSから見た、上空に浮かぶトンガ大噴火の噴出物 | アストロピクス

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ISSから見た、上空に浮かぶトンガ大噴火の噴出物

これらの写真はいずれも、ISS(国際宇宙ステーション)から2022年1月16日に撮影されたものです。NASA(アメリカ航空宇宙局)関連のWebページツイートによれば、これらの写真には、1月15日にトンガ、フンガトンガ・フンガハアパイ島で発生した大噴火の火山灰などが上空に広く漂っているのが映っています。

1枚目は1月16日19時28分(GMT)、2枚目は少し後の19時34分ごろに撮影されました。噴火の発生は15日4時ごろだったので、噴火から1日半以上が経って撮影されたものということになります。

フンガトンガ・フンガハアパイ島はもともと、フンガトンガとフンガハアパイという二つの島でしたが、2014年12月の噴火によりつながって一つの島になっていました。今回の噴火では、島の大部分が消失しました(参考記事:大噴火前後のトンガ、フンガトンガ・フンガハアパイ島)。

Image courtesy of the Earth Science and Remote Sensing Unit, NASA Johnson Space Center

(参照)Gateway to Astronaut Photography of Earth(1)(2)